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Challenging Members #04

東京開発課 坂田 健太
農学部 生物資源学専攻 出身

2016年入社。製造課でお好みソースの製造を経験後、現部署の東京開発課へ。 お客様のご要望にお応えするべく、より良い味作りを目指して試作を繰り返す日々。


■私の仕事紹介

味づくりのプロとして、自分自身も納得できるオリジナルの調味料を

東京で、業務用商品の開発をしています。商品開発は、お得意先様からのご要望をもとに、営業担当と打ち合わせをするところから始まります。そして数百種類の原料を組み合せてレシピを作成し、試作品を作ります。試食いただいたお得意先様から「口に入れた瞬間から甘さが欲しい」「野菜果実感をもっと強く」等々フィードバックを受けながら、改良を重ねていきます。味づくりのプロとして細部にこだわり、自分自身も納得のいく味づくりを心がけています。

■ここが仕事の魅力ポイント

アイディアを形にする瞬間はいつもワクワク

アイディアを形にする楽しさは、開発の仕事の魅力の一つだと思います。例えば、「この原料に変えたら、もっと良くなるかも」と自身の発想を反映して、狙った味が出せると、とても嬉しいです。他にも、社内では自身の試作品をプレゼンする機会が定期的にあります。 自社醸造のお酢で香辛料を漬け込んで成分を抽出し、デーツ果汁も加えて、オタフクらしいクラフトコーラを作って提案したことがありました。残念ながら商品化には至りませんでしたが、形にするときに、開発のやりがいを感じています。

■私の挑戦

あきらめず、何十回も試作を繰り返して…

開発担当になって初めて、商品の改良を任された時の挑戦が記憶に残っています。元々にんにくが入ったソースに、にんにくの風味を更に強くして欲しいというお得意先様からのご要望でした。最初は試作をしても、ご要望通りの風味が出ず、締切にも追われ途方に暮れていました。周囲にアドバイスをもらいつつ、何十回もの試作を繰り返した結果、にんにくの風味を出すことができ、無事に採用していただきました。諦めずに最後の最後までやり抜くことの大切さを学びました。

■忘れられない体験

店頭に並んだ開発商品に感動!

計画をたてるときは常に、「後工程は、お客様である」を意識しています。私の計画で、工場だけでなく、営業の社員や商品をおいてくださるお取引先様のためにできることを考えています。在庫のことだけを考えて計画をたてた結果、後日、商品が欠品になったことが何度かありました。そのときに先輩に助言された言葉が「後工程はお客様」だということです。お客様へ確実に商品をお届けするために、後工程をしっかり意識しながら計画をたてています。

■ある1日のスケジュール

9:00 出社
メールチェックおよび朝のミーティング

10:00 試作
セールスと打ち合わせた内容を落とし込んだレシピを作成し、小スケールで試作を行う

12:00 ランチ
この日は事務所付近の美味しい定食屋に同僚とランチ休憩

13:00 セールスと試作品の確認
依頼通りの味になっているか、セールスと試作品の官能評価を行う。無事に味が決まり、商談用のサンプル作りを行う

16:00 報告書の作成
商談用のサンプルを作成し、塩分値や粘度等を測定する。依頼内容に対してどのような試作を行ったか、報告書を作成

18:00 退社 
日報を作成し、明日のスケジュールを確認してオフィスを出る

19:00 外食
トレンドを知るためにも多種多様なメニューを食べ、市場調査が大切です。 この日はエスニック料理

■私にとってのオタフク

先輩後輩関係なく仲が良く、頻繁にレジャーや食事に行きます。社員全員が会社をもっと良くするにはどうすればいいのか、それぞれの立場で考えながら行動をしており、エネルギーに満ち溢れた会社だと思います。

部署のメンバーとの1枚

上司から坂田さんへのメッセージ
坂田さんは、商品開発に関わる試作業務だけでなく、課内の業務効率化に繋がる活動にも積極的に取り組み、多くの成果を生み出してくれました。その前向きな姿勢で他メンバーにも刺激を与えてくれる、なくてはならない存在です!

■未来の仲間たちへ坂田さんからメッセージ