「餃子の街は宮崎市！」
節分を過ぎたころに、総務省統計局から毎年発表される「家計調査」。
餃子でにぎわうニュースを横目に、「今日の夕飯は餃子じゃ・・・」と考えながら、こそこそとソースと酢のデータを調べます。
全国の平均、次に都道府県庁所在市別データを見て、並べ替えてランキングを確認。
どこかでドラムロールが鳴っています。

2023年は
ソースの購入数量・支出金額において、広島市が1位でした！！

↓ランキング
オタフクノート詳細ページ | オタフクソース (otafuku.co.jp)

広島市で誕生し、今も本社および本社工場を置くソースメーカーとして、地元の皆さまにソースをたくさん食べていただいていることが本当にうれしいです。
ありがとうございます！！

ところで・・・
なぜ、広島市民はソースをたくさん食べているのでしょうか。
ちゃんと調査をしたわけではないので、以下、一広島市民の勘で失礼します。まちがっていたらごめんなさい。

ずばり
● お好み焼きを好きな方が多いから
● いろいろなメニューにソースをかけるから
この二つが広島市民のトップたる所以だと推測しています。

広島市民の冷蔵庫事情において、ソースとはお好みソースを指すことが多いと思われます。
また、それがもし「オタフクお好みソース」であれば、「お好みソース」ではなく「オタフクソース」と呼ぶ方が多いと思われます。

「あなたが関係者だからじゃないの？」と思われそうですね・・・。たしかに。そうかも・・・。
広島市民の皆さま、広島出身の皆さま、広島関係の皆さま、いかがですか？

その昔、広島だけで放送したオタフクお好みソースのコマーシャル。BGMはこんな歌詞でした。
「とんかつ、カレーに、ハンバーグ、かけてふくふくオタフクソース」
広島市民は、これらのメニューにお好みソースをかける方が多く、目玉焼きやオムレツ、コロッケ。（私は）天ぷらや肉まんにもかけます。
大人になって他の都道府県の方と「○○に何かける？」談議をすると、天ぷらのあたりで引かれます。

オタフクお好みソースは野菜や果実を主な原料として、酢、香辛料などをブレンドしてつくる「お好み焼きがさらにおいしくなるソース」です。
ところが、お好み焼きだけでなく、お好みソースの原材料として使っているトマトや玉ねぎなどの野菜。さらにキャベツ、玉子、肉、小麦粉などお好み焼の材料との相性も抜群です。（だからか・・・天ぷらの衣との相性もよいはずです）

ぜひ一度お試しください。

と言われても・・・と思われるでしょう。
そんな方には、まずこれをおススメ！

「お好み焼用に買ったお好みソースが余ってしまうのよ、どうしたらいい？」という方には・・・

「えーーーっ！これお好みソースでつくるの？」という方には・・・

「お好みソース使える～」と思われた方はこちらをどうぞ！

よろしければ、こちらも見てください。

2023年4月1日、当社がSNSで公開した動画です。

脱線しました。
このような感じで、「広島市民はいろいろなメニューに、たくさんかけてくださっている」と思っています。
それほど、私たちはソースが大好きです！

そして・・・
ソースをかける食べものと言えばこれですね。

お好み焼き。

広島県内には1,263軒のお好み焼き店があり、人口1万人あたり4.5軒もあるのだとか。（総務省・経済産業省令和3年経済センサス活動調査）
広島県人は「おいしいお好み焼きが食べられる」という環境に恵まれています。

さて。
「お好み焼き」と聞いて思い浮かべるのは、
薄いクレープ状の生地にキャベツなどの材料を重ねて焼く広島お好み焼き？
それとも、
生地に材料を混ぜて焼く関西のお好み焼き？

東京・大阪・広島のお好み焼き事情を調べてみると、広島ならではの「お好み焼き文化」を垣間見ることができました。（オタフクソース株式会社 2023年「10月10日はお好み焼の日」お好み焼に関する調査）

広島の人は、「広島お好み焼き」だけを食べる？

外食では「広島お好み焼き」を召し上がる方が多いようです。これは「広島お好み焼きを専門に提供」するお好み焼き店が、圧倒的に多いことが理由でしょう。
また、お店でいただくだけでなく、持ち帰りやデリバリーをして、自宅や職場で食べる方が多いことも特徴。
一方で、つくって食べるのは「広島お好み焼き・関西お好み焼きどちらも」という方が多いようです。
それほど、私たちはお好み焼きが大好きです！

「あなたが関係者だからじゃないの？」と思われそうですね・・・。
広島市民の皆さま、広島出身の皆さま、広島関係の皆さま、いかがですかー？

購入数量や支出金額は単なるデータかもしれません。

それでも、当社の5代目の社長は折に触れて言っていました。
「売り上げなどの結果は、お客様からいただく成績表」
お客様の暮らしのなかで必要とされているか、おいしいと思っていただいているか、それを知ることのできる貴重なデータなのです。

皆さまに、ソースをたくさん召し上がっていただけるよう、私たちはこれからもおいしいソースをつくってまいります。
そしてこれからもソースをよろしくお願いいたします。