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広島と、広島の人々と、お好み焼きと。鉄板の上に生地を何度も広げ積み重ねてきた小さな幸せは、同心円状に重層的に世界につながると信じて。
広島といえばお好み焼き。街を歩けば、あちこちにお好み焼きののぼりやのれんを見かけ、ソースの香りが漂う(気がする)。暑い時期になると、戸を開けたお店の中から鉄板の上でヘラとヘラが奏でるリズミカルな金属音が聞こえてきたりもする。あ、お好み食べたい、と思う瞬間だ。
観光客も多い。特に、さあアフターコロナ、となれば早速あちこちで外国人観光客を目にするようになった。きっと、日本らしい濃紺の和のれんをくぐって